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新町 串乃助

Shinmachi Kushinosuke

山田由英さん

​新鳥町の新しい仲間

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新町電停から歩いて1分、古い歴史ある新鳥町に新しい風を吹き込んでいる「新町 串乃助」。新鳥町で商いをする福城屋の小場佐さんに「新町にいいところが空いてるよ」と誘ってもらったのがご縁で、2018年の夏にオープンしました。夜になるとぽっかりと提灯の明かりが灯り、モダンでありながら京町家のような姿が、新鳥町の静かな通りに風情を漂わせています。

 

串乃助の店長として店を一任されているのは山田由英さん。本店「坪井6丁目」の店長として焼き場を任されていた山田さんは、ここ串乃助でも丁寧な仕事振りでお客さまを迎えています。

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自分たちの手で作ることにこだわる

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焼き鳥屋になる前は職人でしたが、「ただただ好奇心しかなかった」とこの世界に飛び込みました。「今年で13年、振り返るといいお客さんが多かったですね。お客さんに育ててもらいました」

 

「この器は自分たちで手彫りで彫ったんですよ」と奥から持ってきたのは、焼き鳥をのせる木の器。厚みのある、なんとも味のある器です。「代表の家で、黙々と彫刻刀で削りました。4人で黙々と20枚くらい(笑)」この木の器のほか、正面に掲げてあるメニューの板も、木の椅子も全て自分たちで作ったそうです。数々の窯元を訪れて集められたお皿やぐい呑みは、割れても金継ぎをして大事に使っているのだそう。モノひとつひとつにこだわりを持つオーナーの想いを感じます。

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丁寧な仕事で、喜んでもらえるよう

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店内はモダンで明るく、備長炭で焼かれる焼き鳥の香ばしい香りが猛烈に食欲をそそります。まずは「おまかせ6本」をオーダー。実に丁寧にじっくり焼き上げます。秒単位で細かく指が動き、その的確な手さばきは職人の仕事そのもの。「焼き場にいると、お客さんから『話しかけてはいかん雰囲気』と言われるんですけど、全然話しかけてもらっていいんですよ」そう笑う山田さん、密かにお客さんのお酒のペースを見ながら、微妙に塩加減を変えたりして楽しんでいるのだそう。

大ぶりで絶妙な塩加減の焼き鳥は、外はカリッと中はほんのりピンク色、そのジューシーな焼き加減にお酒のピッチも早くなります。また、強火の炭火で炭の色がつくまで黒々と焼き上げた「地鶏コロコロ焼き」は、噛めばかむほど溢れ出る肉汁に、満足感が口いっぱいに広がります。

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「今働いてくれてる子たちは『坪井6丁目』の常連さんの子供なんですよ。小学生だった子が高校生、大学生になって、ここで働きだしてくれてるんです」お客さんとして通っていたお店で働きたいと思う、そこには美味しさ以上に、スタッフの温かく丁寧な接客があったからに違いありません。

 

「メニューの内容もそれぞれがアイデアを出して採用しています。働いてくれてる子たちには、なんでも言いやすい環境を作るようにしています」と山田さん。

 

「お客さんが来てくれると嬉しいです。美味しいと言ってくれると嬉しいし、また次に来てもらえたら更に嬉しいです。これからも『普通に、丁寧に』来てくださるお客さんに喜んでもらえるよう、自分の仕事をしていきたいです」

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​新町 串乃助

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新鳥町(しんとりまち)は、その昔、鳥類をあつかう商家が並んでいたことから名付けられました。城下町の名残りをとどめる古い町並みを、のんびりてくてく歩いて楽しんでください。

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