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青桐通り

​花遊 Aogirido-ri Hanaasobi

小松巨幸さん

青桐の緑に出迎えられて

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青桐の大きな葉が涼しい木陰をつくる、青桐通り。手入れの行き届いた木々や花々が出迎えてくれる、隠れ家のような佇まいの「青桐通り 花遊」。くぐり戸をくぐり、屋敷の中へ歩を進めると、一昔前に戻ったような懐かしい空間が広がります。

 

よく磨かれた木の柱、天井の大きな梁、選ばれた骨董のひとつひとつが落ち着きのある時間を作り上げ、日本に生まれてよかったなーと、ほんわかした気分になれる癒しの隠れ家です。

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カウンターに立つのはスラリとした立ち姿が美しい、店主の小松巨幸(なおゆき)さん。小中高校とサッカー人生を歩み、社会人になってからもサッカーに汗を流していた小松さんが料理の道へ入ったのは23才のとき。牛タン専門店でしっかりと修行を積み、30才で独立を決意。実家であるこの地にお店を開いて14年を迎えます。

 

「父は消防士だったんですよ。退職して趣味のテニスをしていたんですけど、父の友達もよくお店に来てくださって。でもその度に父はいなくてですね。これは、おらんといかんなぁということになって、今は父にお店を手伝ってもらっています(笑)」作務衣を着こなし、柔らかい物腰で席へ案内してくれるのが、お父さまの隆義さん。楽しいお喋りを交えつつ、お膳の説明をしてくれます。てっきり店主と思って話しかけるほど、なくてはならない存在です。

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骨董の器でいただくご馳走

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小松さんと一緒に料理を作るのはお母さまの清美さん。「にしめが上手いんですよ。自分も作りますけど、やっぱり母の方が美味しいんで任せています」二人がおもてなしするのは、創作和食料理。隆義さんがこれまでに集めてこられた骨董の器に、少しずつ、たくさんの種類のお料理が黒塗りのお膳に設えられています。ひとつひとつ丁寧に作られ、色彩を考えて盛り付けられた料理の数々は、どれもとても美味しくて、つい口元がほころびます。

 

ランチは青桐膳、花遊膳、城下町膳の3種類。熊本城下町にちなんだお膳の名前が一層料理を引き立てます。食後のデザートとコーヒーのお膳には、摘み取られた季節のお花があしらわれていて、店主の温かな心遣いが伝わってきます。多くのお客さまが遠方から足を運ばれるそうで、「同じ人が何回も来てくれることが何よりも嬉しいです」と笑顔をみせます。

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​お腹も心も満たされる、花遊のお弁当

最近では青桐膳がお弁当になった「青桐弁当」や人気の甘酢鶏弁当など、テイクアウトにも力を注いでいる小松さん。「子供たちがやっている野球を見に行くのが今は一番楽しみです」と、満面の笑顔で仕事に精を出します。

「自分は欲がない人間で(笑)。これからもこのままで続いていって欲しいです」日常にある当たり前の出来事を大事にする、小松さんらしい想いが伝わってきます。

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青桐通り 花遊

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新鳥町(しんとりまち)は、その昔、鳥類をあつかう商家が並んでいたことから名付けられました。城下町の名残りをとどめる古い町並みを、のんびりてくてく歩いて楽しんでください。

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